僕は、だいたい一週間に2~3冊の本を読みます。忙しいときは1冊だけってときもありますが、読まない週はほぼありません。これは24歳くらいからの習慣です。
でも、22歳で社会人になるまでに読んだ本なんて、たぶん生涯で10冊くらいだったんじゃないかな。10冊は大げさかもしれないけど、そのくらい読書をしないヤツでした。
契機になったのは、23歳で中小企業診断士の勉強を始めてから。診断士の勉強範囲(当時)は、経営学、人事・労務、財務・会計、マーケティング、仕入管理、店舗施設管理、商品知識(値財・法務含む)、国の施策などなどものすごく広範囲だったので、テキストだけじゃおっつかない。それで仕方なくいろんなビジネス書を読むようになったんですが、今まで読書(勉強)なんてほとんどしてこなかったので、新しい知識が入ってくるのがおもしろくて仕方がなかった。「お~世の中そういう風になっていたのか!」みたいな。
以来、マーケティング会社に入ってからはマーケティング、商品開発、リサーチ、流通系の本から、社会学、社会心理学の本を、そして、コンサル畑に入ってからはコンサルティングやロジカルシンキング、プレゼン系の本を、32歳でネット&広告畑に飛び込んでからは、ネットマーケティング、広告、プロモーション、プランニングの本をたくさん読んでいます(どの業界にいても定期的に自己啓発の本も読んでます。若かりし頃は、でかい本屋にある「20代のうちにやるべきこと」的な本はほぼ全て読了してました)。
20代の頃は、たぶん年間で50万~100万円は本代に使ってたんじゃないかな(落合信彦の受け売りで、笑)。26歳のとき、横浜の実家を出て中野で一人暮らしを始めたときの部屋は17㎡(!)で、部屋の半分は本棚になってましたから。女の子が部屋に来て、「あ、適当に座って」って言っても、本棚以外はベットしかないんだから(笑
冒頭から話がそれまくりですが、ブログを書き始めてから書評をブログにアップするのが習慣になっています(あきらかにこのブログでアップしてもしょーもないものは上げてませんが)。で、何でいまこんなこと書いてるかというと、先月のこのブログ経由の書籍販売(アマゾンアフィリエイト)が114冊と過去最高を記録したからです!(みなさん、ありがとうございます)
↓は先月中に発送が完了した105冊のレポート。
あ、決してアフィリ収入が嬉しいんじゃありませんよ(念のため)。このブログで紹介させて頂いた書評によって、皆さんが、「あ、これ読んどこうかな」って思い、購入(読む(行動)という決断)をしてくださったことがとにかく嬉しいのです。
本って、人との出会いと同じく、タイミングが大事じゃないですか。むかし自分も何を読んだらいいかわからないときに、「最近、何か読んどいた方いい本ってなあい?」とかいろんな人に聞いてたんですが、誰かに勧めてもらった本って、読んでもイマイチ頭に入らない。それは、「その本を【いまの自分が】読む必要性(必然性)がないためだと思うんです。つまり、頭がReadyな状態になっていない(よく、本屋とか行くと、棚の前で「特定の本がピカーッって光ったり、「買って!買って!」っておねだりしてくることってあるじゃないですか。あの感覚)
そんな思いが自分にはあるので、僕が読んだ本をブログで紹介しても、それは読者のみなさんからすると「あっそ、よかったね」ってことなわけです。でも、アマゾンレポートのCTRとか見ていると、そのときどき、テーマによってこのブログ読者の10%くらいの方には適宜タイミングが合っているらしく、書評を読むことで「読んどこ」と思ってもらえ、それがまた皆さんのブログでアップされていったりする。これは、ブログならではのことで、なんてすばらしい世の中になったんだろう、と感動すらしてしまいます(僕も今買ってる本はだいたい誰かのブログ経由で買ってますし)。
あと、ついでに最近良く聞かれる「池田さんって、いつ本読んでるの?」という質問なんですが、僕は基本的に通勤時間(片道30分程度)と打ち合わせへの移動中が主な読書時間です。たまーに風呂の中でも読みますが、週末だけ。そう答えると、「じゃあ速読とかしてるんですね?」と追加で聞かれるわけですが、速読はしていません(昔何度もトライしましたが、できませんでした、、、)
読書のスピードは決して早い方じゃないと思いますが、それでも昔に比べればスピードは上がってます。だって、そりゃ同じ領域の本をそれこそ数十冊読んでますから、「ここはじっくり読むところ」、「ここは飛ばして良いところ」ってのがわかります。だから結果的に早いのかもしれません(なので初めての領域を勉強し始めるときはおしなべてスピードは遅くなります。3冊目くらいから徐々に早くなります)。
ようやくタイトルの話なんですが、最近、「これ、いいじゃん」と思っているのは、書評をブログにアップすることを前提に本を読むという習慣。どこを紹介したら一番この本の良さが伝わるかを考えながら1ページ1ページ読むわけです。結果として、スピードを上げながらもポイントをしっかり押さえる読書ができている気がします。引用箇所を探しながら読む感覚。「引用したい箇所=その本のキモ/ポイント」なので、とっても効率的です。むかし小学校とかでやった読書感想文じゃないですが、あらかじめ「アウトプットを前提としたインプット」をする姿勢で本と対峙すると、インプットの精度がだんぜん上がる気がします。
あと余談ですが、むかしお世話になったコンサルタントの先生に、「なんで先生はそんなにたくせん本が書けるんですか?知識が枯れちゃいませんか?」って聞いたら、「インプットのコツは出し惜しみせずに、とにかく圧倒的にアウトプットしまくること。出して出して出しまくると空になる。空になるからそこにスペース(問題意識)が生まれ、また新たな情報をどんどんインプットすることができるようになる」と言われ、目からウロコが落ちまくった記憶があります。インプットに課題を感じる方は、アウトプット重視に切り替えてみるのも一興かもしれません(その場合、中途半端なアウトプットじゃなく、それこそ圧倒的なアウトプットが前提。量→質の順番を間違えてはいけません)。
「読書」は確実に僕を成長させてくれています。新たな企画や仕事に間違いなくつながっていることをヒシヒシと感じます。どんどん読んで、どんどん仕事に生かして、でもどんどん忘れていってしまっていることも多いわけですが、以前書いたように「生きるために水を飲むような読書」がいまはうまく回っている気がします。これからもオススメもそうじゃないものも含め、いろんな本を紹介して行こうと思いますので、気になった本は是非手にとってみてください。
ということで、雨のGW最終日、ちと読書について語ってみたくなったエントリーなのでした。
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