とある人から紹介されて読んでみました。
●三浦展/柳内圭雄著「女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?」光文社新書
感想としては・・・Amazonのたこやき21さんのレビューが言い当ててるかな。社会学的読み物としては良いかもしれませんが、調査結果を基にした分析結果としてはちょっと心もとない印象を受けました(キャバクラやいわゆるZ世代についてある程度の知識を持っている人なら「こういった側面もある」、という観点から読めますが、キャバクラやZ世代のことをあまりよく知らない人が唯一の情報ソースとして読んじゃうと大いなる誤解をしたまま理解してしまう危険性がある、という意味です)。
昨日のエントリーで「ポジティブでいこう」と言っておきつつ、早速ややネガティブ発言ですが(苦
三浦展さんの論法とか切り口は好きで、社会的に物議をかもした「下流社会」や、「日本溶解論」などは示唆に富む内容だったし、個人的にはすごくためになった。このあたりについては、ちょうど去年の今頃にZ世代に見る日本の「いま」としてエントリーを上げています。
キャバクラ嬢になりたい女の子が増加する理由として、著者の言う
<長期トレンド=価値観の変化>
●性意識の開放
●現状享楽指向
●自由に働きたい
<中期トレンド=バブルの崩壊>
●雇用環境の悪化=正社員になれない
●今やりたいことは今やろうという意識
<短期トレンド=情報>
●キャバ嬢のメディアへの露出(ex.『女帝』)
女らしさを楽しめるおしゃれなライフスタイル
●手軽なバイト情報(ケータイ)
という分析は理解できますし、その通りだとも思うんですが、それがそのまま「だから女性はキャバ嬢を目指す」というのはやや結論ありき過ぎな印象を受けたかな(やや偏った調査設計の定量調査結果と、グループインタビューの定性コメントでやや断定的に書かれてしまっているところがレビューの低さにつながってしまっているのかも)。
個人的に三浦さんのファンなので、自作に期待します。あ、あとキャバクラ大好きな方には、一読の価値はあると思いますよ!(笑
<ちなみに>
キャバクラネタだと、もう10年ほど前に売れた「キャバクラの経済学」がおもしろかった(記憶がある)。いまは文庫が出ているようです。こちらは社会学というより、ユーザー向けですが(笑
●山本信幸著「キャバクラの経済学」インデックスコミュニケーションズ
合わせてどうぞ。

























































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