新幹線で読んだ本。
佐藤尚之著「明日の広告」アスキー新書
新幹線に飛び乗る前に買った本だったんですが、いやいや、いい本ですよ。この本。
著者の佐藤さんは、大手代理店に勤務するCDで、WWW.さとなお.COMで有名です(読み始めてから、「あ!あの"さとなお"さんか!」と気づきました)。
内容は、なるべく小難しいことを言わずに、佐藤さんのいつもの話し言葉で、現在起こっている広告の現場と近未来をキャッチアップするもの。
「はじめに」のタイトルが、「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に、ですからね。ちょっとビハインド感じている方や、まさに「めんどくせーけど全く知らないのもそろそろまずいしなぁ・・・」と思っている方にはたまりません。ここら辺、さすがです。
第一章では、「広告」を「ラブレター」に比喩し、現代広告の実際をうまく説明しています(ここまで噛み砕けば誰でもわかるでしょう)。
第二章では、第一章のラブレターの比喩を一部踏襲して、「広告がいかにモテなくなったか」について、メディア環境、生活者の変化、さらにCGMの勃興などを解説。
第三章では、「変化した消費者を待ち伏せる7つの方法」として、気まぐれにメディアを渡り歩く消費者をどこで待ち伏せるか(ex/クチコミで待ち伏せる、CGMで待ち伏せる、エンターテイメントの中で待ち伏せる、検索結果で待ち伏せる etc.)について説明。
第四章では消費者インサイト、第五章では消費者本位で考えた「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン事例の解説、第六章では「商品丸裸時代におけるクリエイティブ戦略」、第七章で「消費者本位のチームビルディング」と盛りだくさん(※一部、書籍の目次とは異なります。詳細は著者のブログでどうぞ)。
これで743円はお得でしょう。
今後の広告や業界を予測するに当たって、そりゃいろんなことがあるわけですが、何よりも、それを踏まえた上で、あくまでポジティブな姿勢を貫こうとしている著者の姿勢が嬉しい。
イケダなんかよりよっぽど長い間、チームメンバーと、ときにクライアントと、あっちへぶつかり、こっちへぶつかり、現場で多くのトライ&エラーを重ね、蓄積してきた著者の知見が詰まっています。
読むべし。



























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